「ユウキ」が生まれるブログ

~発達障がいのボクが生きた証~

期限が明確な目標があるほど発達障がい者は最後までやり遂げる?というお話

こんにちは、ユウキです!!

 

今回は、期限が明確な目標があるほど発達障がい者はやり遂げるのではないかと思い、今回の記事を書くことにします!!

 

ボクはADHDASDを持った発達障がい者です。

 

ボクは基本的にサボりたがりです。出来ることなら何もせず生きていたいと思うぐらいにはやる気のない人間です(笑)

 

しかし、明確な目標があればあるほどやる気を出すというか、、、無意識に物事を成し遂げてしまうときがあります。

 

こういった出来事はたくさんありますが、個人的に印象に残っているのは大学のときに行った卒業論文制作、発表です。

 

ボク自身、卒業論文を作ることに対してやる気はあったものの、何をすればよいのか分からずに1年半もテーマを決められずにいました。大学3年目から卒業論文について考えるはずなのに決められないとかとんでもないですね(笑)

しかも、途中で意識が高くなってこれもやりたい、あれもやりたいとなって、テーマをあちこちに変えてしまい、ゼミの先生を困らせたのを覚えています(笑)

今思うとホントに問題児でしたね~。。。

 

卒業論文には中間発表がありますが、序論もなっていない、何もやっていないということでロクにしゃべることもできずに批判の嵐でした。

 

しかし、色々とやっていくうちに突然テーマが定まり、これでやっていこうとなったときに自分の卒業論文制作はスムーズに行うことができました。

序論も完ぺきではないものの、形になる、どのようにして研究するのかが苦なく決まる、協力者も運が良いことにいた、といった感じでドンドン進むことができて、論文の提出日に問題なく提出することができました!!

 

そのあとは発表の練習になりますが、ここでもまた困難がやってきます。

それは、発表にもルールがあることです。10分前後で発表ができるようにする必要があり、スライドも上手くまとめる必要がありました。更に予期せぬ質問に答える必要もあります。論文に書いたこと以外の知識、アドリブ性が試されます。練習の段階で早口になってしまい8分で終わり、質問されたときも何も答えられませんでした。

 

しかし、そこで「ここまでして終わりたくない」という気持ちが強くなり、家に帰ってから発表の練習も論文に関する知識についても調べたりして、万全な状態にして取り組みました。

その結果、たくさんの人がいる中で緊張することもなく、質問にも答えることがてきて、問題なく卒業発表を終えることができたのです。

実はこのとき、質問されたことに対して間違った答えを言ってたことをゼミの先生から指摘されましたが、、、結果として成績としては優秀な点数を取って卒業しました。

 

といった感じの出来事になります。

 

期限のあるものは何もしてなくても期限が近づいてきます。サボり癖のあるボクがこういったやる気はどこから出てくるかと言われたら「自分自身を諦めていないから」からだと思います。負けず嫌いなんですよね~。更に状況が瀬戸際であればあるほど「ギリギリを楽しんでいる」感覚もあります。

 

そういった「これがダメならどうしようもないけど、せめてのものいいで最後まで足掻いてみよう」といったものに上手くハマるとなんとかなることがあります。

 

実際問題、卒業論文をやることを諦めていたら大学は卒業できていませんし、今よりも苦しい生活が待っていたはずです。

 

だからといって、「これはボクにしかない力なんだ」と過信はしてはいけないですね(笑)

上手くいくときもあるけど、ダメなときも当たり前のようにあるんです。むしろダメなときのほうが多いです(笑)サボりすぎて期限に対して間に合わないことがあって失敗したこともあります。

原因を突き止めると、物事に対して情熱があるかどうかがほとんどですね~。興味のない事ほど適当にやってしまい、期限のある目標であってもやる気になりません。

 

結局のところ、「やる気」なんですね(笑)

 

やる気があればあるほど、発達障がい者の人はその物事に対してとことん追究していくんだと思います!!

 

ボクはそういった特性に上手く自分を乗せて、運よく成し遂げられているだけです。

だからこそ、色んなものに興味を持つこと、やってみようと思うことも大事だと思っていますね。発達障がい者やれることが限られてしまう可能性もありますが、、、だからといって何もしないのは違います。

 

色んな事をやってみることで他の事に応用することができて、自分のやりたかったことに取り入れることも出来るかもしれないんです!!

 

ボクは卒業論文制作があったおかげで、他の分野に活かしている部分もあります。

 

そのため、毎日の中で少しでもいいから目標を決めて取り組むこと、それが発達障がい者には必要なことかもしれませんね~。

 

以上、期限に明確な目標があるほど発達障がい者は最後までやり遂げる?でした!!

ちなみに昨日はぐっすり眠ることができました!!