「ユウキ」が生まれるブログ

~発達障がいのボクが生きた証~

発達障がい者と就職活動

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こんにちは、ユウキです。

 

今回は、なかなかお仕事が見つからない発達障がい者に向けて記事を書いてみます。

 

発達障がいにとって、就職活動はホントにしんどいです。

自分を偽ってまで志望動機やアピールポイントを書く必要があるエントリーシートの作成や、想定外の質問がたくさんやってきてすぐに丁寧に答えないといけない面接など、やっててつまんないと思います。。。

 

実際問題、ボクは大学のときに就職活動が大っ嫌いエントリーシートも面接練習もそこまで熱意なく行っていました。そのため、翌年の2月下旬になるまで決まらない事態に陥りました。

特に小テストや集団面接の選考は通りますが、個人面接になると落ちる事態が何度もありました。想定外の質問がくると砕けた口調になってしまうことが何度かあったからです。

 

エントリーシートや面接対策など、やるべきことはあります。しかし、なかなかやる気が起きない…そういうときには就職活動をサポートしてもらえる施設を利用することをオススメします!!

 

大学生は「キャリアセンター」を、求職者は「就職活動支援センター」などを利用すると良いです。

ボクがエントリーシートや小テストの選考が通ったのは学生時代に何度も「キャリアセンター」を利用していたからだと考えています。

キャリアセンターを利用しなかったらエントリーシートや小テストですら選考が通らななかったと思います。

また、一度お仕事をやめてから再就職するにあたって「就職活動支援センター」に通いました。コロナの関係もあって電話やメール、リモートワークを使うなどして自分自身のことについて整理しながらお仕事を見つけました。

 

こういった支援センターを利用することの最大のメリットは自分の独りよがりの考えにならないことです。特に発達障がい者は拘りの強さや劣等感の強さからくるプライドの高さから「支援センターを利用するなんて恥ずかしい人がやることだ」と思って利用しないなんて人もいますが、、、

自分自身が出来ることと出来ないことが極端の凸凹人間なんだということを受け入れることが支援センターを利用することに抵抗が少なくなります。

 

ボクも苦手な面接を対策するために、何度も面接練習をしました。キャリアセンターに通って何十回も練習しました。家に帰ってからは動画を撮りながら鏡の前の自分に話しかけていました。面接が終わるまで、偽りの自分を演じ続けることを目標に頑張りました。

 

結果、何度も面接の選考で落ちました。何度やっても面接の選考で落ちます。悔しくて仕方がなかったです。何度も落ちていくうちに「自分には向いていないんだな」と思い、一時期就職すること事態諦めて現実逃避していました。

現実逃避してる時間は非常に楽しかったですが、時間は有限、何もしなくてもいずれは大学を卒業してしまう。。。そんな恐怖心に襲われて泣いたこともありました。

 

そしてまた、キャリアセンターを利用してお仕事を見つけ、選考の対策をして、やっとの思いでお仕事が決まりました。

 

といった感じなので、ボク自身は就職するために何度も支援センターを利用したことでお仕事が決まりました。

周りからしたらバカバカしいと思いますが、ボクみたいな発達障がい者にとって就職することは非常に難しくて苦しいものです。自分に嘘をついてまでやる就職活動が本当に嫌いです。

 

しかし、アルバイトでもパートでも働かないと生きていけないのが事実です。自分でお金を稼ぐこと、それは大変なことだと理解しているからこそ支援センターさんの方々は働くためのサポートをしてくれるのです。

 

支援センターさんの人とは話が合わない、考え方が違うと思うときがあるかもしれませんが、それが原因で行かなくなるのは違います。考え方が人それぞれだからこそ受け入れて自分の考えに少し取り入れるなどの工夫をすればよいのです。

 

お仕事が決まらなくて困っている発達障がいの方に向けて今回は記事を投稿しました。参考にしてもらえると嬉しいです。